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雑談のようなお話

ジョジョ・ラビット

皆さん、こんにちは。

服部大税理士事務所の服部です。

今週も1週間お疲れ様でした。

月曜日が休みで週4日の勤務だと、体の疲れもだいぶ違いますよね。

とはいえ年末年始の連休明け。

まだまだ体がフルスロットルモードではない方も多いと思いますので、

週末はゆっくりお休みになって下さい。

さて、そんなことを言っておきながら私は今日1日有給休暇を頂いておりました。笑

その休みを活用し、

映画『ジョジョ・ラビット』を観て、

そのあと地元の昭和税務署へ開業届や青色申告承認申請書などをまとめて提出してきました。

どちらについてメインでブログを書こうかなあと悩んだのですが、

「『ジョジョ・ラビット』がとても良かったのでそっちをメインにしよう!」

という何とも税理士らしからぬ結論に至りました。

(まあ開業届に関する情報はインターネットで探せば無数に出てきますから、

あえて私が書かなくても誰も困らないだろうという思いも若干あります。)

開業届についても少々…。

とは言っても本業は映画評論家ではなくこちらですので、

少しは誰かのためになる情報を書いておきたいと思います。

開業届に関しては、開業日から1ヵ月以内に所轄の税務署へ提出することが義務付けられています。

まあ開業届に関しては、後述する青色申告承認申請書と違って

提出期限を守らないと著しい不利益を被るというような代物ではないのですが、

自分の事務所がここにある」ということを税務署側に認知してもらえていないと

必要な書類も送られてこないなどのデメリットは生じますので、遅滞なく提出するようにしてください。

さて「開業日から1月以内に提出する」と書きましたが、では反対に開業前に届出書を提出できるのでしょうか?

答えは可能です。

提出すればきちんと受理してもらえますし、「事前提出はだめだ!」と撥ねつけられるようなことはありません。

そもそも何のために事前に提出するのか疑問に思われた方もいるかもしれませんね。

今回私が事前に提出した理由は、

屋号入りの預金口座を開設する際に、開業届の控えが必要だからです。

口座開設時の必要書類は金融機関によって多少違いはあるでしょうが、

基本的には開業を証する書類がないと屋号入りの口座にはできないケースが多いのではないかと思います。

したがって開業前に屋号入りの預金口座を開設したいとお考えの方は、

開業前に開業届を税務署へ提出することをお勧めします。

また、その際には青色申告承認申請書の提出も併せて行うようにして下さいね。

青色申告承認申請書の提出期限は

 ①青色申告により申告したい年の3月15日

 ②開業後2ヵ月以内

のいずれか遅い方となります。

つまり「開業後、2ヵ月以内には必ず提出しないとダメ!」

と覚えておかれると宜しいのではないかと思います。

映画鑑賞記

さてさてお待ちかね、本題の映画のお話をさせて頂きたいと思います。

『ジョジョ・ラビット』は本日より上映開始となりましたが、

アカデミー賞の前哨戦とも言われるトロント国際映画祭で、『ジョーカー』を抑えて最高賞「観客賞」に輝き、

一躍本年度のアカデミー賞大本命に躍り出た作品です。

(C)2019 Twentieth Century Fox

あらすじ

ネタバレしない程度に内容をざっくりとお伝えすると、

この映画はナチスドイツ時代に生きる10歳の少年ジョジョを、ブラックコメディ調に描いた作品です。

ユダヤ人目線で描かれた映画は数多く存在しますが、

この主人公はむしろ地位と権力の象徴であるヒトラーに陶酔する少年であり、

空想の友達もアドルフ・ヒトラーというかなりぶっ飛んだ設定となっています。

(そもそもナチス映画をコメディ調に作ること自体がぶっ飛んでいると言えるでしょうが…笑)

しかしそんな絶大なパワーに憧れるジョジョは、

実際には「ウサギを殺せ」という上級生の命令を無視し、逃がそうとする心優しい少年なのです。

そんな中、ひょんなことからジョジョは自宅にユダヤ人の少女エルサが匿われていることを知ってしまいます。

ヒトラーに憧れ、反ユダヤ主義を正義と信じてきたジョジョと、

ユダヤ人の少女エルサの数奇な運命とともに、

当時のドイツを子供目線から描いたユニークな作品となっています。

信じることを疑う難しさ

映画の中でジョジョは、

ユダヤ人にはツノが生えているとか、鱗があるなどといった

まるで化け物のような話を大人たちから刷り込まれています。

子供のうちからそれが当たり前だと信じ込まされ、

ユダヤ人を悪だと思い込ませられることによって、自らを正義だと考えるようになっていきます。

しかしユダヤ人の少女エルサとの出会いによって、

そのような化け物ではなく自分と同じ人間であることを知ったとき、

ジョジョの中でどのような化学反応が起こっていくのかが物語の焦点となっています。

ジョジョのように、周りからのきっかけでこれまで信じてきたものを疑う機会が与えられることもありますが、

そうではなく自発的に固定観念を打ち破ることはより一層難しいはずです。

日々の生活の中でも、プライベートや仕事面で当たり前のように毎日繰り返していることは非常に多いです。

 ・なぜ毎朝スタバのコーヒーを買っているのか?

 ・なぜ我が家の味噌汁は必ず赤味噌なのか?

 ・なぜこの資料を作成する必要があるのか?

 ・なぜこの会議は開く必要があるのか?

日々頻繁に繰り返すものほど、万一それが無駄であった場合、

続けることによる時間的・金銭的コストは雪だるま式に膨らんでいきます。

今回の『ジョジョ・ラビット』を観て、

 ・今まで当たり前だと思っていたこと

 ・そもそも当たり前すぎてもはや無意識的に行動していたこと

それらが本当に正しいことなのかどうか、

枠の外からもう一度客観的に考えてみることの重要性を教えられたように思います。

最後に

今日は開業届の提出のお話をサブとし、『ジョジョ・ラビット』の鑑賞記をメインに書かせて頂きました。

届け出に関してはぜひご参考いただければと思います。

映画についてご興味持たれた方は、ぜひ一度映画館でご覧になってください!

私だけでなく、映画評論家や一般の方々からの評価も非常に高いので、

私のレビューなんかよりも全然説得力がありますよ!笑

では今週も1週間お疲れ様でした。

良い週末をお過ごしください。

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服部 大

2020年2月に名古屋で独立開業したギリギリ平成生まれのゆとり税理士/中小企業診断士です。 こちらのブログでは、私自身の事務所経営や日々の生活で感じたことを自由気ままに綴っていきます。

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