先日、お仕事で新たな経験をさせて頂く機会がありました。
なかなか経験のない仕事だと手探りの状態で大変だし、
慣れ親しんだ業務に比べて精神的な疲れも溜まりやすいですが、
その仕組みを理解できるととても楽しく感じます。
やっぱり時々は新しいことに挑戦することが大切なんだなと実感した瞬間でもありました。
そこで今回は、税理士として新しいことを覚える楽しさについてお話ししたいと思います。
ものごとの構造を理解することは、
世の中の仕組みをひとつ紐解いた感覚
税理士と言えど、税法のすべてを網羅し、完全に理解している人は
おそらく世の中に存在しないと思います。
それぞれ得意・不得意分野があって、
自分の専門領域以外は対応しないことを掲げている先生もいます。
これは外科や内科、精神科などが分かれている病院の仕組みと同じような感覚ですね。
したがって税理士でも専門外の分野は山ほどあるのですが、いくら専門外と言っても、
ときには税法以外の補助金や社会保険まで対応が求められることも珍しくありません。
私の場合は専門外の内容だったとしても、自分自身の勉強のため、
できる限りは調べて答えられる範囲でお答えするようにしていますが、
その中で自分の知らなかった世界を理解できたときはとても楽しく感じます。
税法にせよ、補助金や社会保険制度にせよ、
法律や制度の背景には様々な思惑や意図が隠されているものです。
そこを理解して、「ああ~、この制度はこういうことを防ぐために存在してるのね!」
といったように点と点が結び付くと、非常にスッキリした気分になれるのです。
またひとつお利口さんになった気持ちですよね。(笑)
知識を深め、価値ある提案をできたときが
「いい仕事した!!」と感じる瞬間である
お仕事で達成感を味わうのは簡単なことではないと思っています。
ありがたいことに税理士の顧問契約は終わりがないため、
ある意味では達成感や区切りを感じにくい仕事だと感じています。
ポイント
しかしそのような税理士業務の中でも、
自分自身が知識を深めることでできるようになる新たな提案もあり、
それでお客様に喜んでもらえたときは格別のやりがいを感じます。
お客様自身も税理士側からの提案を期待しているでしょうから、
税理士として知識を磨いて提供することはとても大事な役割ですよね。
そう考えると「一生勉強の仕事なんだな~」としみじみ感じます。
そういった意味では、新しいことを覚えて
自分自身がレベルアップすることに喜びを見出せないと、
なかなかこの仕事を続けるのはしんどいのかもしれませんね。
楽しむ心を忘れずに、貪欲に努力していきたいものです。
まとめ
今回は新たな知識を吸収することの楽しさについてお話ししました。
新しいことを覚えるのは大変な面もありますが、
何より自分自身のためだと思って、できる限り楽しみたいと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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