てん(あなた)とてん(私)を結ぶ

せんブログ

ゆとりライフ

さらば日間賀島

皆さんこんにちは。

鶴舞の税理士、服部大です。

もう1月も中旬に入りましたね。

時間が過ぎるのは早いものです。

年を取れば取るほど、1年が過ぎるのが早く感じるのは『ジャネーの法則』というらしいですよ。

そりゃあ5歳児にとっての1年と、30歳にとっての1年では重みが全然違いますものね。

さて、昨日は仕事で日間賀島に行ってきましたので、そのお話をしたいと思います。

都会の喧騒を離れて

私は日間賀島にある旅館業を営むお客様の下へ、

現在の勤務先にて担当を任されるようになってから、かれこれ約6~7年ほど訪問してきました。

それまで日間賀島へ行ったことはなく、『タコとフグの島』という程度の認識しかありませんでした。

名古屋から師崎港までは高速道路を使い、車で約1時間。

そこからはフェリーで日間賀島へ向かいます。

税理士の仕事で船に乗ることがあろうとは思ってもみないことでした。

そもそも日間賀島へ向かうフェリーの中で、スーツ姿の方を見つけることの方が難しいですしね。

フェリーで約20分ほど経てば、タコのモニュメントでお馴染みの日間賀島が現れます。

出典:日間賀島観光協会 公式サイトより

日間賀島へ向かう道中では、名古屋とは違う空気感を感じることが出来ます。

師崎へ到着した段階から磯の香が漂っており、

空には普段目にすることのない大きな鳥(タカでしょうか?)が、

威勢のいい鳴き声とともに空を旋回しています。

日間賀島に到着すれば、

天日干しのタコや

名古屋港水族館からやってきたイルカたち(夏季限定だそうです)

ノーヘルメットで原付にまたがる島民たち

などなど、名古屋の雰囲気とはまったく違う環境がそこにはあるのです。

日間賀島にやってくると、

私の担当していたお客様だけでなく、

島全体が温かくて優しい雰囲気に包まれているような雰囲気を体感することができるのです。

私にとっては、勿論お仕事でお客様のもとに伺ってはいるのですが、

師崎までの運転も含め、日間賀島までの旅路がまるでひとつの小旅行のような感覚で、

どんなに忙しい時でもまるで心を洗われるような感覚を長年体験させて頂きました。

島だけでなく、担当先のお客様もまた非常に人間味のあるオープンマインドな方々で、

当初は経験不足で未熟な私を受け入れて下さったことにとても感謝しています。

それぞれのお客様とのお別れ

従前からお伝えしている通り、私は2月から「服部大税理士事務所」として開業します。

したがって今月は引継ぎも兼ねて、今までお世話になったお客様への最後の挨拶を行っていくひと月となります。

訪問させて頂いていた期間が短いお客様もいらっしゃいますが、

私が入社して担当を持ち始めてからずっと担当させて頂いているお客様については、

約7年間もの年月を一緒にお仕事させて頂いてきたことになります。

今回の日間賀島のお客様もそうですが、

それだけの長い年月をかけて担当させて頂いたお客様に対して

お別れのご挨拶をしなければならないことは、やはり悲しさや寂しさもひとしおです。

しかしそれらのお客様からは、

「これからも応援してます。」

「さみしくなります。」

「今まで大変お世話になりました。」

というような温かい言葉をかけて頂き、

しっかりとお客様の方を向いてお仕事をしていく重要性を改めて感じさせられました。

あなたのお給料を払っているのは誰か

かつて、とあるご年配の経営者の方とお食事をしていた時、

こんなことを尋ねられました。

「あなたのお給料を払っているのは誰ですか?」

ん?給料?そりゃ勤務先の事務所じゃないのか???

そんな何のひねりもないものが答えのわけがないと思いながら、

他には特に何も思い浮かばなくて困惑したのを覚えています。

そんな私に対し、

「あなたのお給料を払っているのはあなたのお客さんなんですよ」

と優しく諭して下さったことは今でも心に残っています。

サラリーマンとして働いている以上は、自社の組織内部のことを考えたり、

ときには上司の顔色を窺ったりすることも大事な要素です。

いくらお客様に好かれていても、社内できちんと評価されていなければ充分とは言えませんからね。

しかしその一方でお客様のことをおざなりにすることなく

真摯に向き合う姿勢こそ忘れてはならない大事な要素だと思います。

そしてこれは独立開業後こそ、今まで以上に大事にしなければならない考え方だなと感じます。

お給料として勤務先からお金を頂くサラリーマンとは違って、

開業後はお客様から直接報酬を頂いて生活をしていくわけですからね。

これからはより一層、内よりも外を意識して取り組んでいく必要があるはずです。

最後に

今日は日間賀島のお話を通して、お客様への向き合い方について書かせて頂きました。

自分自身が忙しくなるとどうしても主観的な考え方がはびこってしまうのが常の中、

心のどこかではいつでもお客様への貢献を忘れずに持ち続けていきたいと感じています。

税理士は知識や経験が問われるお仕事だとは思いますが、

結局は人と人とのお仕事。

最高の知識を持つ税理士の顧客満足度が最大とも限りません。

知識や経験を高める中で、

お客様への寄り添い方も追求し続けていきたいものです。

では今日もありがとうございました。

また明日、お会いしましょう!

もし宜しければ1クリックお願い致します。

 ↓↓↓

にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

服部 大

2020年2月に名古屋で独立開業したギリギリ平成生まれのゆとり税理士/中小企業診断士です。 こちらのブログでは、私自身の事務所経営や日々の生活で感じたことを自由気ままに綴っていきます。

-ゆとりライフ
-, , ,

error: Content is protected !!

Copyright© せんブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.