先日は税理士試験の合格発表日でした。
今年のようなコロナ禍での試験勉強は、
例年に比べてより一層大変なものだったのではないかと思います。
見事合格された方、本当におめでとうございます。
また残念な結果に終わってしまった方も、
試験勉強を続けている時間は結果に関わらず自分の身になるものだと思います。
年末年始でリフレッシュして、年明けからまた新たなスタートを切っていきましょう!
今回は独立前後で私が実感した、税理士資格の価値についてお話しします。
勤務時代は、大したメリットを感じられない日々
私は前職の税理士法人で約8年間勤務しましたが、
税理士試験に合格し、税理士として登録したのは入社3年目の頃でした。
何年にもわたって勉強を続けてきた資格に合格し、
ようやく税理士として登録できることは大きな喜びでしたが、
実際の登録手続きは意外とあっさり済んでしまいました。
(社内の稟議はめちゃくちゃ面倒でしたが...。笑)
しかし勤務時代では、税理士登録してから退職するまで、
正直言って資格のありがたみを感じる機会はほとんどありませんでした。
社外の顧問先とお会いする場合も、有資格者であろうとそうでなかろうと、
税理士法人の一職員であることには違いがありませんし、
社内では資格の有無よりも、結局のところ社歴や経験で立場が決まっていたからです。
はてな
むしろ毎年10万円を超える税理士会費を払うくらいなら、
いっそのこと無資格の方が得なんじゃないか?
そんな風に感じたこともあったくらい、
勤務時代の私にとってはあまり価値を感じられないものだったのです。
資格の”社会的価値”を感じたのは、独立後
税理士資格の本当の価値を実感できたのは、今思えば独立してからだったと思っています。
そもそも税理士資格を持っていなければ独立の道が開かれることはありませんでしたし、
情報を発信する場面においても、
税理士が社会的信用力のある資格であることを再認識させられます。
現在の私は外部からブログ記事の依頼を受けたり、書籍の監修の仕事を受けているのですが、
依頼者からすれば、税理士が執筆した(監修した)事実に価値を感じているわけですから、
もし私が無資格であれば、当然そのような仕事を受けることはできなかったでしょう。
私のことを全く知らない人でも、資格があるからこそ情報の信用度が増すという事実は、
現代のようなネット社会、情報化社会では大きな価値があると思います。
(もちろん、資格にあぐらをかくわけにはいきませんが...。)
独立して視野を広げ、色々な仕事に取り組むようになった今だからこそ、
弁護士や会計士、税理士などの国家資格の社会的価値は大きいんだなと実感できたのです。
最後に
今回は税理士資格の価値について、独立前後で私が実感したことをお伝えしました。
社会的価値というのは、広い世界に飛び込んでみないとわからないものなんだと思います。
裏を返せば、勤務時代の私は社内と顧問先という極端に狭い社会で生きていたため、
税理士資格を活かす場面を作ることができなかっただけだったのかもしれませんね。
これからは資格の存在に感謝をしながら、
税理士資格に恥じないように働き続けていきたいものです。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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