私は現在、当ブログの運営のほかに、外部のブログサイトの運営者から依頼を受け、
税務会計に関するブログ記事の執筆も行っています。
このようないわゆるwebライティングの世界においては、
「1記事○○円」や「1文字〇円」という単価設定が行われることが一般的です。
私はwebライティングの世界に足を踏み入れてわずか1年足らずの新米ライターですが、
税理士資格の価値は単価にも大きく反映されることを実感しています。
今回は士業としてwebライティングを行う実態について、
できる限りオープンにお話ししていきたいと思います。
ランサーズやクラウドワークスには「文字単価1円未満」の案件がいっぱい
私がwebライティングの仕事を受けるようになったのは、2020年の6月頃だったと思います。
コロナ禍による緊急事態宣言明けで営業活動もままならない頃、
「外出しなくてもできることをやってみよう」ということで
ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングに登録したことがキッカケです。
ランサーズやクラウドワークスでは税務相談などの案件は非常に少なく、
webライティングやホームページ制作、企業ロゴ作成などの案件が多いため、
元々興味のあったwebライティングのお仕事を受けるようになっていきました。
クラウドソーシングの案件では「文字単価〇円」という単価設定が多いのですが、
化粧品などの商品レビューや映画の感想など、
専門性がさほど求められない記事では文字単価が1円を下回る案件が数多く存在しています。
そのため、たとえば文字単価0.5円で3000文字の記事を書いたとしても、
売上としては1,500円ほどしか稼ぐことができず、
まとまった収入を得るためにはかなりの本数をこなさなくてはなりません。
税理士資格により「文字単価2円」からスタートし、今では”5円以上”の案件も
私の場合には税務に関する記事執筆を「文字単価2円」でスタートすることができました。
これだけでも資格の恩恵を十分に受けることができているのですが、
士業や専門職の場合、文章の書き方には工夫がいるものの、
記事を書くための知識をイチからインプットする手間を省略できるという
大きなメリットがあります。
したがってアウトプットにのみ意識を集中させられるため、
より効率の良いライティングがしやすくなるという強みがあります。
そして当初は@2円でスタートしたwebライティングのお仕事ですが、
現在は文字単価はすべて4円以上、最大で5円の案件も頂けるようになりました。
また最近ではクラウドソーシングを通さずに、
直接執筆のご依頼を頂けることもあり、それが単価を押し上げる要因にも繋がっています。
大体1本あたりの文字数は3000~5000文字程度が大半であるため、
このような案件を毎月数本頂けるだけでもまとまった額を受けることができます。
私の場合には本業の税理士業務があるため、月に何十本も執筆することはできませんが、
それでもwebライティングのお仕事は売上の重要な一部を担っています。
不特定多数に情報を発信するからこそ、わかりやすい「資格の存在」が付加価値となる
ブログだけでなく、SNSなどのインターネットの世界では、
「誰が発信した情報か」によって情報の価値は大きく変わります。
たとえばフォロワー200人ほどの私と芸能人やインフルエンサーがツイートするのでは、
世の中への影響力には雲泥の差があるはずです。
それと同じように、無資格である場合と税理士資格を持っている場合では、
税務や会計に関して発信する情報の価値にも違いが表れるはずです。
特に読み手が執筆者の素性を知らない場合、
経歴などの情報以上に「資格」の存在は客観的でわかりやすいものだと思います。
したがって不特定多数の方へ発信するwebライティングにおいては、
専門的な資格を持っていること自体が大きな付加価値として認められるのです。
もちろん、いくら資格があろうと文章が書けないのであればどうにもなりませんが、
一歩も二歩も優位な位置からスタートできるというだけでも、
資格の存在は大きなメリットとなるはずです。
最後に
今回は「税理士×webライティング」について実体験を交えてお話ししました。
独立してから税理士としての本業以外のお仕事をするようになり、
ますます資格のありがたみを実感できています。
資格にあぐらをかくことなく、これからも努力を続けていきたいものですね。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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