以前のブログで、
SNSやYouTubeの情報に流され過ぎないように気をつけなければならない
という自戒の意味を込めた記事を作成しました。
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【ひとり税理士のつぶやき】鳥でもないのに飛ぼうとしてはいけない。地に足を付けた経営を。
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上記記事の末尾にも書いたのですが、
ココがダメ
色々な情報に流されやすいのは
自分自身の方向性が定まっていないことに原因があるのだと思います。
今回は自分の判断軸となる『経営方針』を定めることの意義を考えてみたいと思います。
自分の目指すべき姿が固まっていないからこそ、周りに流される
これまで経営方針を意識することはあまりなかったのですが、
独立開業して月日が経つにつれて、
自分の中でビジネスの方向性を定めることの重要性を感じ始めています。
ポイント
事務所を経営をしていく中で、
様々な局面で判断に迷ったときに自身の経営方針に照らし合わせることで
自らの方向性に合った意思決定を行うことができるからです。
それに対して現状の私は、
ビジネスの目標や理想の税理士像、事務所の方向性が定まっていないからこそ、
周囲の影響を受けたり、ブレやすくなってしまうのだろうなと思います。
したがって私のやらなければならないこととしては、
- まずは自身のやっていきたい仕事やなりたい姿など、目標を明確にする
- その目標を達成するために必要な手段を検討する
- その過程で『同じ目標』にすでに到達している方々の取組みから学ぶ
これらのことを実践していく必要があるのだと思います。
これから力を入れて取り組んでいきたい仕事は概ねイメージができているので、
あとはビジネスとして枠組みを作っていくことや、
自分自身のノウハウを高めていく作業が大切になるでしょう。
『税理士』✖『中小企業診断士』のダブルライセンスだからこそできる仕事を!
私自身は税理士資格に加え、今年は中小企業診断士の資格も取得しました。
もちろん中小企業診断士の資格も、税理士業務との結びつきを感じ、
税理士として働く上で必要性を感じたから取得したものであるため、
『税理士資格』と『診断士資格』のダブルライセンスを持っていることを
強みにしていきたいと考えています。
その中で、現在のようなコロナ禍では経営難に陥る事業者が増え、
この先も厳しい時代が続いていくことが予想されます。
その中で補助金や助成金制度が拡充され、
これまで以上に補助金に対するニーズが高まっています。
また税理士業務としても、これまでの税務相談や手続き代行業務だけでなく、
資金繰りなどの財務コンサルティングの能力が求められていることでしょう。
したがってこのような世の中だからこそ、
税理士と診断士のダブルライセンスを持つことに価値があるのだと思います。
そのような状況をしっかりと踏まえて、私なりに社会に貢献していけたらと考えています。
特にこのような状況でも前向きに新たに事業に取り組む方々に対し、
税務、財務コンサル、補助金、融資などの支援を
総合的に行えるような事務所としていけたら良いなと感じています。
最後に
今回は経営方針を持つことの大切さと、
私自身のビジネスの方向性についてお話ししました。
AI化など時代の流れとともに税理士の役割も変化していき、
今年のコロナ禍では特に大きな変化が生まれた1年となるはずです。
そのような背景や時代の移り変わり、顧客ニーズもしっかりと踏まえて、
判断軸となる経営方針や事務所の方向性を形成していけたらと考えています。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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