だんだんと年末が近づいてきたということで、
普段からマネーフォワードクラウドを利用して帳面はつけていますが、
ひとり経営者として年末までの売上や利益状況を掴んでおく必要があると考え、
我が税理士事務所の今年度の損益予測を行ってみました。
1年目としては合格点ではないか(まだ年度の途中ですが…)と思えるような
予測結果となりましたので、ご報告させて頂きます。
(あ、さすがに具体的な売上や所得は公表できないのであしからず。)
”独立開業の秘かな野望”は何とか達成の見込み
私が独立開業するにあたっての売上の数値目標は、
開業後の売上で勤務時代の年収を超えたい!
というものでした。
やはり独立開業するからには、
サラリーマン時代の年収を超えることはひとつの目標であり、
それを超えてこそ「独立して正解だったなあ」と確信できると考えていたためです。
ポイント
『給与収入』と『事業売上』は性質が似て非なるものなので、
単純に比較して「超えればOK、下回っていたらNG」というものではないのですが、
やはり勤務時代の年収はわかりやすい比較対象として超えたい基準なのです。
したがって開業1年目で、
もし勤務時代の年収を超えることができれば理想的なスタートだと思っていたのです。
超えてると言えば超えてる、超えてないと言えば超えてない
9月時点での確定した事業収入(売上+雑収入)に
10~12月に計上が見込まれるものを加算したところ、
目標であった勤務時代の年収を上回る金額となりました!
現時点では見込みとは言え、大きな目標をクリアできたことはとても嬉しいです。
しかし上記の事業収入にはコロナ関連の給付金や応援金も含まれており、
それを除いた純粋な”売上”では勤務時代の年収を超えられていないという、
何とも喜んでいいのか悔しがるべきなのか微妙な予想値となりました。笑
しかし一方で顧問契約を結んで頂けるようになったのが今年の春先以降であったため、
実質『8~9ヵ月分の顧問料+確定申告報酬』でまとまった売上高を計上できたことは
私の中で自信にもなりますし、来期に向けても弾みとなる1年になったと思います。
初年度による投資の多い1年だったため、所得は少なめ
事業収入はひとつの目標値をクリアできた一方で、
さらに詳しく
経費を差し引いた所得(≒利益)はマイナスにはならないものの、
あまり多くは望めない結果となりそうです。
とはいえこれは予想通りであり、
正直言って「マイナスでも仕方ない」くらいの心境だったため、
初年度をプラスで終われる見込みとなって嬉しく思っています。
原価のかからない税理士業とは言っても、
ノートパソコンや会計ソフトの購入費などの初期費用も掛かりますし、
私の場合には事務所の改装も行ったことで投資費用もまとまった額となりました。
ココがポイント
したがって初年度としては所得金額はかなり圧縮されることを見越していたので、
売上ではなく所得ベースでまとまった額を目標とするのは来年度以降となります。
よって今期の節税対策は必要ないという結論になりそうですね。
例年通り、今年はふるさと納税くらいに留めておく予定です。
来年度は小規模企業共済に加入するかどうか、頭を悩ませるくらいの1年にしたいですね。
最後に
今回は年末が近づいてきたということで、事務所の損益予測についてお話ししました。
年度の途中とはいえ、期末を予測しながら意思決定をしていくことも大切ですので、
お客様だけでなく、
自分自身の数字も気に掛けながら経営を続けていきたいと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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