皆さんこんにちは。
いよいよ1月も終わってしまいましたね。
本当にひと月はあっという間です。
かねてからお伝えしていた通り、1月末をもちまして8年間勤めた税理士法人を退職いたしました。
2月からは独立開業する税理士として、前を向いてしっかりと努力していかねばなりません。
しかし今日は、8年間勤務した税理士法人にお礼を込めて
しっかりと感謝の気持ちを記したいと思います。
退職の経緯
今回私が退職を決意したのは、正確には独立開業をするためではありません。
社内で納得のいかない事象が起き、それに対してあるべき対応がなされなかったことによる
組織への不信感が私の中で沸々と沸き上がったことにより退職を決意しました。
一時的な怒りであるならば、それが治まったときに退職の意を翻すこともあったのでしょうが、
事業承継のさなか、変革期を迎えた組織に属することの将来への不安や
私自身の成長も停滞感を感じていたため、退職の意思を貫くこととなりました。
転職 or 独立
退職を決意した後の私にとって、現実的な選択肢はふたつ。
それは他の税理士事務所へ転職するのか、独立開業するのか、です。
実は当初は転職の方向性を模索していました。
その理由の最たるものは、独立して食べていけるか自信がなかったことによるものです。
(今もなおその自信はありませんが…。笑)
しかし転職を現実的に検討すればするほど、こんな疑問が生じました。
- また組織の底辺からスタートするのか
- 転職してすぐに重要な経験を積めるのか
- 転職してから独立する場合、開業するのは何歳の時だろうか
独立するのに充分な知識や経験を有していると、自信を持って言うことはできません。
しかし果たしてそんな日は来るのだろうかと疑問にさえ思います。
私の中で、独立前に完璧な状態にするのではなく
独立後も成長をし続けていけばいいという考えに至ったとき、
独立開業することがより現実的に、
そしてより好ましい選択肢であると思えるようになりました。
転職して再び組織の一員として所属することよりも、
自らが経営者となって、
一人の税理士として責任を負って行動した方が
より多くの物事を学べるに違いないという結論に至ったのです。
勤務先への想い
今回独立開業するにあたって、1月末で退職した税理士法人への感謝は忘れてはなりません。
リーマンショック後の不景気のさなか、他の事務所が即戦力採用を重視する中で
何の経験もない新卒同然の私を採用して頂きました。
入社1年ほどで法人担当を持たせて頂き、様々な経験を積む機会を頂きました。
私が勤務した事務所は、割と中・小規模の税理士事務所に多く見られるような、
担当者がすべて自分で調べて対応しなければならないタイプの事務所でした。
それはやはり経験の乏しい職員にとっては負担と重圧がひどくのしかかる仕組みだと思いますが、
それを経験したからこそ幅広いノウハウが身についたことも確かです。
一般的にその仕組みがどうかの評価はここでは差し控えますが、
私にとっては大きなメリットがあったということは間違いないでしょう。
そして何より辞める直前まで、こんな繁忙期の真っ只中に退職する私を、
みんなが笑顔で送り出してくれました。
退職を決意したのは事務所への不満や不信感によるものではありますが、
上司や同僚ひとりひとりには何の恨みもマイナスの感情もなく、
それぞれの方々には感謝の気持ちしかありません。
とりわけ長くお世話になった代表者には感謝の気持ちを伝えても伝えきれません。
私が勤務していた事務所の今があるのも、
すべてその代表者の豊富な知識、人徳、お客様への姿勢に他ならないと思います。
この度、私が独立開業することを一つの現実的な選択肢として考えることができたのも、
一重にその代表者の創った税理士法人で勤務したことによるものだと感じます。
これから私自身もその代表者の功績に少しでも近づいていけたらいいなと思いますし、
それを一つの目標として頑張っていきたいなと思います。
最後に
退職から開業へ、まさに区切りのタイミングとして
今日は8年間お世話になった税理士法人への想いを綴らせて頂きました。
これまでも、これからも色々な人に支えられて今がある。
8年間勤めた事務所も当然例外ではなく、
むしろ私の礎として永遠に生き続けるものだと思っています。
8年間、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
明日からは開業後のお話メインになると思いますので、これからもぜひお読みください。
では今日もお読み頂きありがとうございました。
またお会いしましょう。
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