私は子供の頃から団体行動があまり得意ではなく、
2~3人なら楽しく話ができても、まとまった人数が集まると
自分が話すタイミングがわからずに大人しくなるタイプでした。笑
特に社交的に振舞うことに疲れてしまうことが多く、
本当に仲の良い友人とはどれだけでも一緒に居られる一方で、
打ち解けられていない人とはどうしても距離を置きがちと言えます。
税理士には私のようなタイプは比較的多いのではないかと思っていますが、
中小企業診断士は真逆の「社交性の塊」のような人が多くて驚かされました。
一定の距離感が心地よく感じる私のような人間にとっては、
現在のフリーランスのような働き方が心底合っていると感じています。
皆で毎日昼食を囲んで世間話をするのが苦手!
私が大学を卒業して就職した税理士法人では、
社内では毎日お弁当を注文して皆で一緒に食事をとる習慣がありました。
私が勤務していた事務所では同期入社というものがほとんどなかったため、
すべての同僚が先輩・後輩の関係にあり、
同期のような完全に打ち解けた空気感はなかなか醸成されにくい環境でした。
そのため昼食時に色々話していても、
どこか互いに気を遣った世間話が繰り広げられており、
お昼休憩のはずがかえって疲れてしまうこともしばしば。
私も入社して数年のうちはそのような環境でお昼を食べていましたが、
お昼くらいはひとりになりたい!
という想いから、社歴を重ねる中で次第にひとりで外食するようになっていきました。笑
気を遣う(遣われる)関係は、”ときどき”がちょうどいい
社会に出れば完全にフラットでオープンな関係性はなかなかありません。
社内でも先輩・後輩、上司・部下のような関係が当たり前に存在します。
ココがダメ
多かれ少なかれ上下関係がある環境では派閥のようなものがあったり、
誰かが他人の悪口を言っていたりしていて、独特のギスギス感がありますよね。
そのような余分な緊張感がある環境で仕事を続けていくことは大きな負担だったので、
余計なことを気にせずにリラックスして働けることは長年の憧れでした。
独り立ちすることで理想の環境が実現!
そのような中で独立開業し、
外出時以外は自宅事務所で働ける環境を手に入れると、
今までの苦労やしがらみから一気に解放された気分になりました。
周囲を気にすることなく、自分の仕事に集中できる環境を作ることは
口で言うほど簡単なことではないと思います。
勿論、1人で働くからこそ困ることもあるでしょう。
悩んだりつまづいたときに誰にも相談できなければ、悩みは深まる一方です。
しかしそんなときには同じように独立して活躍している方々を頼ることもできますし、
同業者へ質問することもできます。
独立して感じることは、
独立している方々は皆、同じように独立して頑張る人に優しい
ということです。
今のようなコロナ禍では直接お会いして話を聞くことは難しいですが、
現代にはSNSやオンラインツールが存在します。
そのような恵まれた環境を活かすことができれば、
ひとりで悩まなくても自ずと解決へと向かっていくでしょう。
独立したからこそ、
余計なしがらみのない、居心地の良い距離感が維持できていると感じています。
最後に
今回は人間関係と職場環境についてお話ししました。
「ガンガン稼ぐ!」など、成果を上げることも大事な目標ですが、
自分らしく働けることこそが独立の一番の醍醐味ではないでしょうか。
私自身も新たな一歩を踏み出す方々の力になれるように
これからも頑張っていきたいと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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