2021年の年明けとともに、今年1年間の抱負として4つの目標を立てました。
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新年明けましておめでとうございます。2021年の目標を4つ立ててみました。
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そのうちのひとつである「売上計画」について、
売上だけでなく必要経費、それを差し引いた利益計画まで策定しました。
売上目標については具体的な金額をお伝えすることは避けますが、
最終的な利益率としては7割超えを目指したいと思っています。
経費の約90%が固定費であるからこそ、高い利益率を目標にできる。
2021年の利益計画として、昨年度の経費なども精査していたのですが、
経費の9割以上は固定費であることが判明しました。
つまり売上の大小にかかわらず、
私が税理士業務を営んでいる以上は必ず発生する経費が大半ということです。
具体的には、
- 税理士会への年会費
- 税務ソフト年間利用料などの通信費
- スマホ代や固定資産税、水道光熱費(事業供用部分のみ)
といったところでしょうか。
ちなみに勘定科目としては「通信費」が最も大きく、
私の事務所にとっては会計ソフトや税務サービスの利用料が
経費の中の大きなウエイトを占めていることがわかりました。
いずれにしても固定費がほとんどということは、
固定費を超えることができれば、
そこからは「売上=利益」の領域へと突入することができるのです。
これは仕入がない税理士業の非常に大きなメリットですから、
私が掲げた「売上高当期純利益率70%」という目標は士業ならではかもしれません。
ただしこの数字を見ればめちゃめちゃ儲かるように見えるかもしれませんが、
個人事業主の場合には「自分自身へ給料を払えない」という面が大きいですよね。
一方で私の場合はひとり税理士だからこそ、固定費もかなり圧縮できているのだと思います。
上図からもわかるように固定費が下がれば下がるほど、
「売上=利益」の領域に近づきやすくなりますからメリットも大きいですよね!!
「売上」ではなく、「利益」を増やすことを大切に。
冒頭では売上高の具体的な目標金額を書くことは避けるとお伝えしましたが、
実は正確には売上目標は設定していません。
というのも、私自身は「利益がしっかりと残る働き方」を目指しているからです。
例えば同じ利益300万円だったとしても、売上高が2,000万円の場合と500万円の場合では、
事業の効率性に大きな差があると言えますよね。
つまり『2,000万円の売上で300万円を稼ぐビジネス』よりも、
『500万円の売上で300万円稼ぐ仕事』の方が効率が良いですし、
きっと前者よりも少ない労力で済む可能性が高いはず。
「売上」と「利益」のどちらを先に伸ばすかは人それぞれでしょうから、
まずは利益よりも売上を拡大し、
そこからだんだんと利益率を改善させていくこともひとつの方法でしょう。
しかし私の場合はそもそも売上拡大に対する執着が無いため、
しっかりと利益を残す「利益至上主義」のような考え方に至っています。
目標とする利益を獲得できるようになったら、
自分の余力を見ながら売上を拡大していくのか慎重に考えていきたいと思います。
最後に
今回は今年1年の利益目標についてお話ししました。
所得状況によっては節税対策として先行投資を行うかもしれませんが、
それを加味する前の段階で今回掲げた数値目標を達成できればと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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