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独立前後で感じるお客様の心情の変化

独立開業することによって、私自身は色々な意味で変化をしているはずです。

考え方や仕事への向き合い方、仕事内容そのものも変わっていますし、
その多くは意図的に変えているものでもあります。

このように独立によって私自身に変化が表れることは当然かもしれませんが、

お会いするお客様からの私に対する反応や向き合い方にも違いがあるように感じます。

今回は独立したことによって、
お会いする方々から感じる変化についてお話ししていきます。

税理士は、孤独な経営者の良き相談相手となりうる仕事

フリーランスも含め、経営者というのは一般的に孤独な立場であり、
気軽に相談できる身近な存在が社内にいないことがほとんどです。

したがってひとりで悩みを抱えやすい役職とも言えます。

そんな中で社外の人間と会う機会があると、普段自分の中に溜め込んでいる分、
ついつい社内では相談できない様々な悩みを打ち明けてしまいがちです。

そのような「社外の人間」の代表格のひとつが税理士と言えます。

顧問税理士は自社の様々な数字を把握している存在であり、
毎月のように定期的に顔を合わせるため、色々なことを話す機会があります。

したがって私のような税理士からすれば、
お客様であるとの信頼関係を築くことができれば、
税務会計に限らず、経営者の方から様々なことをご相談頂けるようになるのです。

同じ経営者としての仲間意識が芽生える

そのような経営者の方々との関係性の中で、

私自身が独立してからお会いするお客様については、
同じ苦労を共感できる経営者としての仲間意識もあってか、
今まで以上に気軽にご相談頂きやすくなっているように感じます。

ココがポイント

やはり経営者としてお互いに少なからず同じような経験をしていると、
自然と悩みも共有しやすくなるものです。

むしろお客様だけではなく、
私からも先輩経営者の方々へ色々なことを打ち明けたりすることも多く、
私自身も実りの多い時間を頂いているというのが実情かもしれません。

このような他の経営者の方々との共感、仲間意識の芽生えという点が、
独立前とは大きく異なる感覚と言えます。

税理士事務所の職員では共感できないもの

私自身も独立前は、税理士事務所の職員として顧問先へ訪問しており、
その際には様々なご相談やお話を聞かせて頂く機会がありました。

しかし税理士事務所の職員では共有できないものは「立場」です。

いくら長年の経験があったとしても、税理士事務所に雇用されている立場では
経営する側の不安や悩みを完全に共有することはできないのです。

実際に私自身も勤務時代には顧問先の経営者から、

「経営者の気持ちは実際に経営したことがないとわからない」
「経営者にあれこれ意見をするなら自分でやってみろ」

と厳しいお言葉を頂いたこともあります。

しかしこのような言葉は、相手がへそ曲がりな経営者だから言われたものではなく、
多かれ少なかれどの経営者も感じていることなのではないかと思います。

ポイント

どんな物事であれ、
同じ道を歩んでいる人からのアドバイスは受け入れやすくても、
立場が違う人からのものとなると、少し受け取り方も違ってくるはずです。

そういった意味では、私自身が独立開業し、ひとりの経営者となったことで
お客様や他の経営者とは互いに仲間意識や共感の気持ちを抱きやすくなり、
深いお話がしやすくなったと実感しています。

最後に

今回は独立前後でのお客様の反応の違いについてお話ししました。

やはり「税理士事務所の職員」と「開業税理士」では、
良くも悪くもお話しする相手に与える印象が異なるものです。

より広く深く情報や悩みを共有できる関係を築きやすくなったことは、
私自身は大変ありがたく、喜ばしいことだと感じています。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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服部 大

服部 大

2020年2月に名古屋で独立開業したギリギリ平成生まれの税理士兼中小企業診断士です。 争いごとが苦手な、のんびり平和主義者です。 税務や補助金に関するトピックはもちろんのこと、ひとり税理士としての事務所経営の試行錯誤についても赤裸々に語っていきます!

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