先日、脱サラして開業を目指している方とお話しする中で、
せっかく独立するなら1,000万円は稼げるようになりたい
という目標をおっしゃられていました。
その理由としては、
独立して退職金もなく、勤務先の後ろ盾がないリスクの大きい状態になるのに、
サラリーマン時代とほぼ変わらない収入だったら意味がない
という考えが根幹にあるようです。
私自身もそれを聞いて、「確かにな」と納得する面もあったのですが、
私が独立して目指すものとは少し違うのかなとも感じました。
今回は独立後の目標について考えてみたいと思います。
独立後に目指すべき姿は人それぞれ
タイトルの「独立したら○○になりたい(したい)」というフレーズには、
人によって色々な言葉が入るのではないかと思います。
- 独立したら1,000万円稼げるようになりたい
- ドンドン規模を拡大して、いつかは上場したい
- 法人化して社長になりたい
- 公私のバランスを取って働きたい
- こんな仕事(自分のやりたい仕事)がしてみたい
- 人も雇って組織をマネジメントしたい
- 楽して稼げる仕組みを作りたい
ざっと考えてみただけでもいくつもの考え方が浮かんできます。
働き方や仕事の規模、仕事の内容など、
目指すべき姿と一言で言ってもいくつもの要素が含まれていることがわかりますね。
きっとその目標のさらに奥には、その人の人生観が作用しているものだと思います。
例えば「ビッグになりたい」という目標の先には、
- たくさん稼いでゴージャスな暮らしをしたい
- 家族に不自由のない暮らしをさせたい
- 社会に良い影響を与えられる存在になりたい
- 従業員にも幸せを与えられる存在になりたい
- 自分の育った街、地域に貢献したい
というように、その人が考える人生観や仕事論があるのだと思います。
私が”独立開業”に求めるモノ
では私は独立に際してどのようなものを求めているのかというと、
ポイント
- 自分のペースで無理なく働きたい(マネジメント力を身につけたい)
- 自分と同じようなフリーランスや中小企業の力になりたい
このような点を目標にしています。
特にフリーランスの場合には「退職」という概念がありませんので、
長く健康に働くために、仕事はお金や時間、健康を削っていく存在であってほしくない
と考えています。
たとえ細々とでも構わないので、
仕事を楽しく前向きに、そして長く続けていくことを大切にしたいと思っています。
周りを見ればすごいスピードで発展していく経営者の方もいますが、
それに振り回されることなく、自分らしく働くことを重視しており、
それを実現するための独立なんだと感じているのです。
正解・不正解ではなく、「独立」に夢や目標を持てるかどうか
「お金のために独立するのはNG」とか、
「社会貢献を目指していればOK」などという話ではなく、
独立によって叶えたい夢や目標があるかどうかが大切だと思います。
そもそも自分の目標がサラリーマンとしての生活で果たされるのであれば、
わざわざリスクを取って独立を選択する必要なんてないでしょう。
したがって実力が身についたから独立するのではなく、
独立してやってみたいことがあるから独立するものではないでしょうか。
(俗に言う「目的」じゃなくて「手段」というやつですね。)
偉そうに語っていますが、私の場合には夢を追いかけて独立したワケではなく、
勤務先を退職する際に、転職してイチから再出発するのがしんどかったから
というふざけた理由からでした。(;´・ω・)
それでも結果論にはなりますが、
今の働き方が気に入っていますし、独立して本当に良かったなと思っています。
将来、「独立して活躍していきたい!」と考えている方は、
独立した後にどんな働き方を目指すのか
一度心の中を整理してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は独立後に目指すものについてお話ししました。
やはり目標をしっかり持った方というのは、
それを軸に今何をすべきかを考えることができるので、
成長するスピードもとても速いと感じています。
誰かに決めてもらうのではなく、
自分自身でなりたい姿をイメージできると良いですよね。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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