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【コロナ】全産業の1~3月期 経常利益32%減

皆さんこんにちは。

名古屋市昭和区の税理士、服部大です。

今日から6月に入りまして、全国の学校が本格的に再開されました。

これをどこまで前向きなニュースとして捉えて良いかは難しいところですが、

日本国内として前進していることは間違いありませんね。

ウイルスとの上手な付き合い方を模索していくことになりそうです。

3月から本格的に国内での感染拡大を見せたコロナウイルスですが、

財務省から公表された法人企業統計(速報値)によりますと、

企業に多大なダメージを与えていることが伺えます。

1~3月の数値でも既に大幅なマイナスを記録

今回公表された速報値の対象期間は今年1~3月分であり、

緊急事態宣言が発令された4月以降のデータは含まれていませんが、

それでも金融・保険業を除く全産業の経常利益は

前年同期比で32.0%の減少を記録したようです。

これで4四半期連続のマイナスとなったわけですが、

4月以降の利益状況はさらに悪化していることが見込まれます。

ゴールデンウィーク明けから休業要請の解除や緊急事態宣言自体の解除を受けて

だんだんと経済活動の再開を進めてはいますが、

それでもコロナ感染拡大前の状態に戻っている法人はほんの僅かでしょう。

したがって4~6月期に関してはさらなる悪化となることが想定されます。

そしてこの先ウイルスと経済活動の共存が果たせなければ、

7月以降もズルズルと悪化の一途を辿る可能性も考えられます。

ワクチン開発競争勃発

日本だけでなく、ほぼ世界中に蔓延しているコロナウイルスですが、

現在世界各国で国際競争のように行われているのがワクチンの開発です。

コロナウイルスのワクチンは、

いわば世界中に需要のある超巨大マーケットと言えるでしょう。

最初にワクチン開発を成功させた国は一気に事態が好転し、

その国だけはコロナ拡大前の景気まで回復するとも言われています。

そのためアメリカや中国はワクチン開発に躍起になっており、

特にアメリカはワクチン候補となる薬品を買い集めたり、

海外のバイオベンチャー企業にも接近するなど

自国の優位性を確保しようと取り組んでいるようですね。

日本国内でもワクチン開発を進めていますが、

最初に実用化を成し遂げる国はどこになるのでしょうか?

国際競争の行方よりも、

「どこでも良いから早いとこ何とかしてくれ」

というのが世界中の人々の切実な願いでしょう。

今日6月1日はコロナウイルスの収束を願い、全国各地で一斉に花火が打ち上がるそうです。

収束後の生活に想いを馳せて、

ほんのひと時でもコロナを忘れられる時間を過ごせると良いなと思います。

最後に

今日はコロナによる全産業の経常利益状況についてお話ししました。

苦しい時期はなかなか終わりが見えませんが、

少しずつでも前進を続けられればいつかは出口が見えるはずです。

長い闘いですが、一丸となって乗り越えていきましょう!

では今日もお読み頂きありがとうございました。

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服部 大

2020年2月に名古屋で独立開業したギリギリ平成生まれのゆとり税理士/中小企業診断士です。 こちらのブログでは、私自身の事務所経営や日々の生活で感じたことを自由気ままに綴っていきます。

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