こんにちは、鶴舞の税理士 服部大です。
いよいよ年の瀬、いかがお過ごしでしょうか?
私は今日から年末年始の休暇ということで、まずは自分のデスクを整理整頓し、買ったまま放置していたPCモニターを設置しました。
それがこちら!
モニターアームでPCモニターを吊り上げ固定することで、メインがノートPCであることのデメリットである画面の小ささを改善しています。
勿論、単に画面が大きくなっただけではなく2画面を同時に利用できることによる業務効率化を図っています。
デュアルディスプレイに使用したもの
今回必要なものはすべてAmazonで調達しました。
ネット社会ってホント便利ですよね~。(遠い目)
ちなみに何を購入したかというと、
- エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム マットブラック
- サンワサプライ モニターアーム補強プレート
- BenQ アイケアモニター GW2480T 23.8インチ
の3つです。
PCモニター自体はもっと大きいサイズのものもありましたが、画面が大きければ大きいほど自分の目からモニターまでの距離が必要となるので、私のデスクサイズだと今回購入したインチ数でちょうど良かったかなという感じです。(むしろいい感じに大画面で気に入っています。)
そのPCモニターを吊り上げるためのモニターアームですが、私の知識ではあまりメーカー間の違いまではわからないため、メジャーであるエルゴトロンを購入することとしました。
私の場合、デスクに穴をあけることはできないのでグロメット式ではなく、デスクの天板を挟み込むことで固定するクランプ式により取り付けを行います。
したがってそのままデスクを挟み込むとデスク自体に傷がついてしまう恐れがあるので、モニターアーム用の補強プレートも併せて購入しました。
エルゴトロンのモニターアームに関しては説明書がほぼ英語で書かれており、図解も簡略化されすぎててちんぷんかんぷんでしたが、今のご時世、困った人にはYouTubeという伝家の宝刀があります。
私もYouTubeに取り付け動画を上げて下さっていた偉大なる大先輩のおかげで、何とか設置完了しました。
ネット社会ってホントに便利。(2回目)
モニターアームはこんな感じ。
アームが結構自在に動くわりにはしっかりと固定もできているので重宝しています。
写真をアップしてみて思いましたが、机の上を片付けたわりにはごちゃごちゃしてますね。笑
まあ見なかったことにしましょう。(見なかったことにしてください。)
奥の新聞紙はやもりくんの飼育セットです。
そう、私の現在の仕事場はやもりくん達の生息地でもあるのです!
まあ現在の仕事場は仮なので、また準備が整い次第場所を移す予定です。
業務効率化の難しさ
今回デュアルディスプレイを導入したことは業務効率化の一環ではありますが、昨今の職場であればどのような業界であっても『業務効率化』というワードが飛び交っていますよね。
私の勤務先でも伝票や現金出納帳、普通仕訳帳など未だに手書きの帳票が数多く存在しており、今後それらを会計データに入力する作業がなくなる気配もありません。
これらはお客様側がパソコンに疎く、ワードやエクセルを全く触ったこともないことに起因する場合もありますが、一番の原因は他にあるのではないかと思っています。
それは業務を分担していることです。
実際に入力作業を行っている人が作業の非効率を認識し、改善案を上司などに提案することが理想ですが、
それを行うには作業者の経験やスキルだけでなく、社内の風通しのよさなどの条件も揃える必要があります。
管理者が自ら行っていない業務についても効率化を図っていければそれでも良いのですが、管理者が隅々まで把握し非効率である業務を適切に抽出することはなかなかハードルが高いのではないでしょうか?
であるがゆえ、分業化が進んでいる大きな組織ほど非効率な部分が見えにくくなるでしょうし、
仮に非効率な状況を認識していたとしても「何となく業務が非効率なんだけどどこを改善したらいいのかわからない」という状況に陥るのです。
ひとり税理士の場合
ひとり税理士の場合、自分がやらねば他の誰もやってはくれません。
しかし自らがすべてを統括することは非効率な業務を認識するには最適な環境とも言えます。
「面倒だな」と思う作業があれば改善を検討すればいいのです。
ひとりであればやり方を変えるのも極めて簡単なことです。
大きな組織であればその都度上にお伺いを立てる必要もあるでしょうが、ひとりであれば一度やってみたらいいんです。
そしてダメなら元に戻すなり他の方法を検討すればいいのです。
このような小回りが利くことがひとりであることの強みと言えます。
大きな組織であれば、事前にお伺いを立てて実行したものが上手く機能しなくても「やっぱり駄目でした」とはなかなか言えないこともありますからね。
そのような場合には、非効率であるにもかかわらずしばらくは続けなければならないという最悪の事態に陥ってしまいます。
効率化という死活問題
ひとり税理士の動きやすさは強みではありますが、裏を返せば効率化しなければ生き残れない立場とも言えるでしょう。
ひとりでやれる仕事量には限界があります。
夜な夜な残業するつもりがない(私はありません)のであればそのキャパシティはより狭くなります。
したがって短縮化あるいは自動化すべき業務をそのように変換できなければ、価値を生まない業務に時間ばかり取られてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
先ほどから何回か書いた通り、現在はネット社会という非常に便利な世の中です。
数ある情報の中からノウハウを上手に取り入れれば、単純作業の効率化ができ、頭を使う仕事に時間をかけることも可能なのだと思います。
ひとりで働いていくのであれば、業務効率化を徹底することが生きていく術なのではないでしょうか。
終わりに
今日は業務効率化について書きましたが、私自身これまで新しいテクノロジーを取り入れてきたかと問われれば、その答えは完全にNOです。
税理士業界は特にそのような流れが遅い世界でしょうが、それでもフィンテックやRPAの波が押し寄せてきつつあります。
まずはそのような技術について理解を深め、何を取り入れるべきなのか考えを巡らせていきたいと思っています。
では今日もありがとうございました。
またお会いしましょう!