お疲れ様です、名古屋の税理士 服部です。
突然ですが、タイトルの通り、現在の勤務先である税理士法人を退職することが正式に決定致しました。
退職日である1月31日に向け、今から2か月足らずですが担当先にご迷惑をお掛けしないよう、後任へ引継ぎをしていきたいと思います。
のれん分けについて
税理士業界ではむしろ一般的かもしれませんが、私の勤務先では退職の際に事務所からののれん分けはありません。
したがって退職して独立する際には、文字通りゼロからのスタートとなります。
お客様側の意思でついてきて頂けることは可能性としてはあるのかもしれませんが、私から営業をかけるようなことはできないし、ハッキリ言ってするつもりもないです。
現在私が担当しているお客様のほとんどが勤務先の代表が自ら獲得してきた顧客であり、私はあくまでも勤め人としてそれら顧客の担当者を任されていたに過ぎないのです。
したがってそれらのお客様は私が自分の力で獲得してきた顧客ではなく、それを担当者であることを良いことにこっそり営業をかけて引っ張っていこうとすることは、事務所の代表者への敬意を欠いた行為であると思っています。
私は一代で事務所を拡大して代表者のことは尊敬していますし、
何よりも現在の勤務先の顧客を当てにしなければ独立できないならば、最初から独立を選択すべきではないと思います。
順々にお客様へのご報告
正式に退職が決まったため、お客様への周知も順々にさせて頂いております。
その際のお客様の反応は、
「あ、そうなんですね。わかりました!」と予想以上にサッパリした方(笑)や
「おめでとうございます!」と言って下さる方、
「寂しくなります」と優しい言葉をかけて下さる方など
非常に様々ですが、辞めるとお伝えして初めて私のことを評価して下さっていたんだなと実感することもあり、そんなときは嬉しくもあり寂しくもある複雑な心境です。
税理士として働く以上は、自らを商品としてお客様に価値を認めてもらわねばなりません。
そのため私のことを信頼して頂けるよう日々知識を増やし、それを維持・発展させていかなければならないわけですが、もし信頼を勝ち取ることができたときは、それはモノを売る仕事よりも高い満足感を得られるのではないかと感じています。
最後に
既に私の中では心に決めていたことではありますが、今回正式に退職することが決まり、改めて身が引き締まる想いです。
現在の勤務先では新卒の状況から丸8年勤務し、税理士業務の基礎から色々教えて頂きました。
それらの知識と経験を糧にして、更なるレベルアップを図るとともに、ほんのわずかでも社会に貢献できる存在になれたらいいなと思います。
今日はまじめな文章を書いてしまいました。
ときには感傷的になるのも良いかもしれませんね。(読み手はつまらないと思いますが笑)
では今週もあと一日頑張りましょうね!