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【ひとり税理士のつぶやき】開業直後から多忙にすべきでない最大の理由

脱サラしたからにはガンガン稼がなきゃ!!

特に独立開業直後はモチベーションMAXの状態であるため、
とにかく売上に繋がることをやろうと一生懸命になります。

それ自体はとても大切なことであり、
収入無くしては生計を維持することもできないため当然のことですよね。

しかし売上を稼ぐことに意識が集中し、
集客や売上に直結することばかりに気が向いてしまうことは
あまり良くないなと実感したことがありました。

ココがダメ

それは業務を最後まで遂行するためのインフラが充分に整っていなかったためです。

今回は個人事業主として自分の経営に向き合う時間を作ることの
重要性を考えてみたいと思います。

業務を進める上での基盤づくりは何よりも重要

独立開業すると決める上で一番最初に頭に浮かぶことは、

独立してちゃんと食べていけるかなあ

という不安だと思います。

すでに顧客のあてがある場合には別ですが、そうでない場合には

  • どのように集客を行うのか
  • どこで事業を行うのか
  • 買い揃えなければいけないものは何か
  • 金融機関からの借入は必要か

などなど、考えなければならないことや山積みです。

いずれにしても開業後の売上がどの程度確保できるかによって、
事前に立てたプラン通りに事業が進められるかどうかが決まってくるため、
頭の中の大部分を占めることはやはり売上の確保のこととなるでしょう。

私自身もお客様のあてが全くない状態で独立したため、

独立して本当にやっていけるのかしら?

という不安は常に持っていました。

求めていたはずの仕事が来たのにパニック!?

仕事は自分が思いがけないタイミングでやって来るものです。

開業直後だから必死に売上を求めて営業活動を行っていると、
突然仕事が舞い降りてくることもあるはずです。

私自身は開業して半年~1年くらいは売上ゼロを覚悟していたので、

開業して1ヵ月も経たないうちに確定申告の依頼を頂いたときには

嬉しい反面、無事にこなせるかどうかとても不安でした。

これは税理士としてのノウハウという面での不安ではなく、

注意ポイント

個人事業主として業務を受注するということは

税理士業務を行う上で必要なインフラだけでなく、
請求システムや入金管理の方法などの経営上のインフラ整備が必要であり、

お仕事を頂いたときにはそれらの準備が整っていなかったのです。

したがって求めていたはずのお仕事を頂けたのに、
準備ができていないことによる不安が非常に大きかったのです。

受注をする前に、一連の業務を滞りなく行えるかどうか確認しておきましょう

私と同じ轍を踏むことがないよう、

これから独立開業する方々には営業活動だけでなく、

いざ受注できたら、最後まで滞りなく業務を遂行できるのか


実際に受注する前に入念なシミュレーションを行っておくことをお勧めします。

どのような業種であっても、

営業活動が実を結び、やっとの思いで仕事を受注できたとしても、
実際に一連の業務を行う準備ができておらず、
お客様にご迷惑をお掛けしてしまっては元も子もありません。

自分自身の受け皿をしっかり用意できた状態で、
自信を持って営業活動を行えた方が成果も上がりやすいはずです。

それでも開業直後からスタートダッシュを切りたい!

という方は開業前の段階から、
自分自身のインフラ整備をきちんと行っておくようにしましょう。

基盤を作った後も、自分の事業と向き合う時間は定期的に作るべし

業務を遂行する上でのインフラが整えば、
あとは売上獲得に向けた行動に注力することとなるのですが、

その状況下でも自分自身の事業と向き合う時間は必要です。

開業してからしばらくは、

ここに注意

自らの強みや今後の事業の方向性が定まっていないまま、
とりあえず目先の売上を稼ぐことに意識が向いてしまいがちです。

しかし開業直後だからこそ、
自分自身の経営課題と向き合う習慣は身につけておかなければいけません。

私自身にも言えることですが、

ココに注意

独立開業したからにはいつまでもプレイヤーではいけません。

たとえ自分一人しかいなくても経営者には違いないため、
マネージャーとしての業務も行わなければならないのです。

将来にも目を向けたマネージャー業の時間を用意することによって、
現在のような不安定で先行きの見えない世の中でも生き残っていく術を
身につけることができるのだと思います。

したがってマネージャー業を行う余裕が全くないほどに
プレイヤー業務を詰め込まないよう、注意しなくてはいけません。

最後に

今回は開業直後の過ごし方に関する注意点をお伝えしました。

お書きした内容はまさに自戒の意味合いも強いのですが、
特に開業直後は目先の利益ばかり追求するあまり、

  • 自身の業務インフラの整備
  • 事業主として行うべきマネージャー業務

この辺りがおざなりになりがちなので気をつけましょう。

それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
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服部 大

2020年2月に名古屋で独立開業したギリギリ平成生まれの税理士兼中小企業診断士です。 争いごとが苦手な、のんびり平和主義者です。 税務や補助金に関するトピックはもちろんのこと、ひとり税理士としての事務所経営の試行錯誤についても赤裸々に語っていきます!

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