皆さんこんにちは。
名古屋市昭和区の税理士、服部大です。
今日から都道府県をまたぐ移動が緩和されましたね。
感染者が多い地域、少ない地域それぞれあることでしょうが、
経済活動のテコ入れを図っていくことも当然重視しなければならないため、
ひとりひとりが感染防止に努めながら取り組まねばなりませんね。
さて今日はコロナ時代にふさわしいお話をしていきたいと思います。
サラリーマン一筋では高リスク化する時代
従来の日本では有名大学を卒業して大企業に就職することが大きなステータスであり、
それこそが人生の成功の条件とも言える時代が永らく続いていました。
しかし昨年のトヨタ自動車の豊田社長や経団連の中西会長の発言からも、
年功序列や終身雇用制度崩壊への危機感
が日増しに高まっていることは避けられない事実であると思います。
そんな中発生した未曾有のコロナ禍。
全国的な緊急事態宣言の発令により外出自粛が行われ、
観光業界や飲食業界をはじめ、非常に多くの業界に影を落とし始めていますし、
これからもその影響はますます拡大していくことが予想されます。
![](https://senblo.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropMIYA_kabaDSC_6017-1024x545.jpg)
そのような時代であれば、あなたの勤務先の業績も右肩下がりになり、
これから下降の一途を辿ることになってしまうかもしれません。
「サラリーマン一筋」として、
ひとつの会社に入社してから定年まで勤め上げることがまさにひとつの美徳として
捉えられていた時代が続いていましたが、
その働き方自体がもはやリスクとなる世の中に突入していると思います。
だからといって「今すぐ脱サラして独立しよう!」なんて
無責任なことを言うつもりはありませんし、
それこそ大きなリスクとなってしまうことでしょう。
しかし「自分自身の収益の柱がひとつの会社からの給与ひとつしかない」という状態は、
やはり現代においては大きなリスクであることは間違いありません。
したがって『収益の柱を複数用意すること』の重要性が急速に膨れ上がっています。
テレワークは副業への追い風となる
コロナ禍の外出自粛要請により多くの企業で導入が進んだテレワーク体制。
国からはテレワーク体制を敷くための導入費用を補助する
持続化補助金の拡充もなされています。
コロナの影響により半ば強制的にテレワーク化が急速に進んだことで、
外出自粛解除後も引き続きテレワーク体制を続けている会社も少なくありません。
それはテレワークを行うことにより、
今まで会社に出勤して当たり前のように行ってきた多くのこと
(通勤時間などの移動時間、ダラダラ長い会議など)の無駄が認知され、
それらをテレワークで削減することで労働の効率化を図ることができたためだと思います。
このような外出自粛やテレワーク化によるジブン時間の確保が進み、
なおかつ「収益の柱が一本しかないこと」への不安が重なることで
今後副業への注目は急速に高まっていくことが予想されます。
そのような中、自粛やテレワークから生まれたジブン時間を有効に活用し、
自分自身の価値を高め、それを第2、第3の収益の柱へ繋げていくことが
求められる時代なのだと思います。
![](https://senblo.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/06/cropS20170330385314-1024x545.jpg)
それは私のような税理士も例外ではなく、
従来の税務相談、税務代理といった税理士業務にだけ固執していては
今回のような時代の急速な変化に飲み込まれてしまうこともあるはずです。
そしてこれからはひとつの会社が優秀な人材を一生涯囲ってしまう時代ではなく、
優れた能力を持つ人は色々な方面に自身の影響力を働かせ、
複数の企業がその優秀な人材をシェアする時代が本格的に到来することでしょう。
いかに複数の収益の柱を確保するか、
それは副業やパラレルワークの重要性を再認識することと同義であると思います。
「わたしは大手に入社できたからもう一生安泰」という時代は終わりつつあります。
これからは自分で自分の価値を高め、
それを多方面に売り出していくことが当たり前の時代がやってくるはずです。
最後に
本日はコロナ禍や終身雇用制度の崩壊に伴う副業の在り方についてお話ししました。
実は副業自体は節税や社会保険制度の有効活用にも
大きなメリットをもたらしうる存在と言えますので、
その辺りに関しても随時ブログで発信していきたいと思います。
それでは本日もお読み頂きありがとうございました。
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