皆さん、こんにちは。
名古屋市昭和区の税理士、服部大です。
毎日コロナウイルス関連のニュースばかりが目立ちますね。
トム・ハンクスや欧州サッカーではユベントスのDFルガーニ、
NBA選手まで感染するなど著名人にまで蔓延しつつあるようです。
ちなみに愛知県蒲郡市のウイルスばらまき男の迷惑行為により、
豊田市の女性の感染が認められたようです。
早いところ適切な裁きを受けてほしいところですね。
さて、今日はそのコロナに関連する話題をひとつお伝えしたいと思います。
新型コロナウイルスによる企業への影響は？
現在、コロナウイルスの拡大により、東京証券取引所だけでなく
ニューヨーク証券取引所でも株価の急落が起こっています。
世界経済への打撃が不可避となりつつある昨今の世の中において、
テキストマイニングを用いてAIで企業や経済の先行きを予測・分析する
xenodata lab.（東京都渋谷区）が、
新型コロナウイルスによる国内上場企業への影響予測を公開しました。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2003/12/news083.html
減益が予測される企業
世界的に感染が拡大した場合に、AIが減益と予測した国内企業の一覧は以下の通り。
特に減益予測が大きいのは部品サプライヤーとのこと。
表内の説明文にもある通り、サプライチェーンが機能不全に陥ることによる
煽りを受けやすいことが予想されるため、ということとなります。
上表は『世界的感染拡大時』の予測に基づくものですが、
国内感染拡大時の予測は下表の通りです。
こちらの方が影響シナリオが記載されていてわかりやすいですね。
やはりオリエンタルランドやファミリーマートのように、
外食やサービス、娯楽施設関連の企業が多い結果となっています。
施設利用が減少することにより、建設業や不動産業の減益も予測されています。
またテレワークの推進により、テレワーク需要増加の煽りを受けている企業も
ランクインしていますね。
多くの業界で減益になる企業（大企業・中小企業問わず）が大半を占めるように感じますが、
その一方で増益が見込まれる会社とはどのような会社なのでしょうか？
増益が予測される企業
今回、xenodata lab.が公開した、増益が予測される企業一覧は以下の通りです。
医薬品関連企業の増益は想像に難くありませんが、
テレワーク化や空気清浄機などの健康家電を扱う企業の増益が見込まれる結果となりました。
最高値を叩き出している中越パルプ工業をはじめとする製紙業界の増益予測も、
全国的な品薄が続くマスクの影響が大きいでしょうね。
様々な局面において、苦しむ企業もあれば儲かる企業もあるのだなと、
まざまざと見せつけられました。
こうして国内に色々な業種業態があるからこそ、
国全体としてのポートフォリオが機能するのかもしれませんね。
最後に
今日はxenodata lab.が公開した、コロナショックによるAI予測をもとにお話ししました。
現時点でも影響は不可避のところまで来ているとは思いますが、
一日でも早く終息を迎え、平和な日々が戻ることを願っています。
では今日もお読み頂きありがとうございました。
またお会いしましょう。
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