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【家賃支援給付金】給付金は最大で600万円!!家賃補助制度の見通しは?

皆さんこんにちは。

名古屋市昭和区の服部大税理士事務所です。

今日もいい天気でしたね。

名古屋は29℃まで気温が上がったみたいです。

マスクをつけての熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいね。

さて今日は来月頃に開始が見込まれる家賃補償制度について

お話ししていきたいと思います。

なお現時点では国会成立しておらず、制度の詳細は未確定ですのでご了承ください。

給付金の申請開始時期は?要件は??金額は???

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、コロナ禍で売上が急激に減少している事業者は

依然として多いはずです。

そのような事業者を対象として、かねてから要望の声が多かった家賃補償制度

ようやく始まろうとしています。

早くとも申請開始は6月下旬、実際に給付されるのは7月以降か

昨日27日、家賃補償制度を含む第二次補正予算案が閣議決定され、

来月中旬頃の国会成立を目指しているようです。

したがって早くて6月下旬での申請開始、と言ったところでしょうか?

給付金が手元に届くのはまだまだ先になりそうですね。

個人の10万円給付やアベノマスクすら未だ多くの国民に届いていない状況。

ひとつでも多くの中小企業・個人事業主を救うために、

最速での対応を実現してほしいものです。

どのような事業者が対象となるの?

今回ご紹介する家賃支援給付金については、

持続化給付金と同様に事業者に対して支給されるものです。

したがって居宅の家賃については対象外となります。

なお給付金の給付対象は今年5月~12月の売上に関し、

以下のいずれかに該当する事業者(中小企業及び個人事業主)となるようです。

単月の売上が前年同月比で50%以上減少

連続する3ヵ月間の売上が、前年同期比で30%以上減少

また給付対象となる業種については限定されるような報道はされておらず、

業種による制限はなされないようです。

土地の賃料は対象になるの?

『家賃』支援給付金と言う名前を聞くと、

建物の賃料のみが対象となるように聞こえますが、実際はそうではないようです。

今回の給付制度については土地の賃料も対象に含まれるとのこと。

建物の賃料だけではないようですので、お間違えの無いようご注意ください。

給付金額や対象期間は?

では売上の減少要件を満たした場合、具体的にいくら補助してもらえるのでしょうか?

報じられている内容としては、支払う賃料の3分の2(=給付率)が補助されるようです。

実際に支払う賃料に対して、上記給付率を乗じた金額が補助されることとなるのですが、

中小企業と個人事業主ではそれぞれ上限が定められることとなります。

中小企業:ひと月あたり50万円が上限

個人事業主:ひと月あたり25万円が上限

なお賃料が補助される期間は、今年6月からの半年分となるようです。

つまり中小企業の場合には最大で50万円×6ヵ月=300万円、

個人事業主の場合には最大で25万円×6ヵ月=150万円が給付されることとなります。

したがって持続化給付金よりも多額の給付を受けられる可能性があるということですね。

また複数店舗所有など賃料の総支払額が高い場合は、

月額賃料のうち上限超過額の3分の1を給付する例外特例を設け、

上限が中小企業は50万円→100万円、個人は25万円→50万円まで引き上げられるようです。

(この辺りは制度が正式に決まり次第、解説していく予定です。)

つまり複数店舗などの法人の場合には、

最大100万円×6ヵ月=600万円が給付される可能性もあるということになります。

持続化給付金との併用は?

気になるのは他の支援制度との併用についてです。

家賃支援給付金と同様に売上減少を要件とする持続化給付金との併用は可能なようです。

そして個人的な予想ですが、持続化給付金と同様に課税対象となるでしょうね。

コロナ融資は条件となるのか?

個人的に気になっているのは、当初の家賃補助制度に関する報道だと

コロナ融資(いわゆる無利息無担保融資)により借入を受けている事業者が

給付対象となるという情報が流れていました。

これが現実のものとなると、コロナ融資を受けられなかった事業者や

そもそも融資を必要としなかった事業者、

コロナ融資ではなく一般の融資を選択した事業者は給付対象外となってしまいます。

おそらくこのような制約を付すことはないだろうと思っていますが、

正式に要件が決まるまでは一抹の不安が残ります。

最後に

今日は家賃支援給付金についてお話ししました。

冒頭にお伝えした通り、制度自体は現時点では未確定であり、

要件など詳細については変更があるかもしれませんのでご了承ください。

また家賃支援給付金について続報があれば、直ちにお伝えいたします。

では今日もお読み頂きありがとうございました。

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服部 大

2020年2月に名古屋で独立開業したギリギリ平成生まれのゆとり税理士/中小企業診断士です。 こちらのブログでは、私自身の事務所経営や日々の生活で感じたことを自由気ままに綴っていきます。

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