皆さんこんにちは。
そしてメリークリスマス。
鶴舞の税理士 服部大です。
前回のブログ( https://senblo.xsrv.jp/letsnote/ )で告知した通り、本日は中小企業診断士二次試験の口述試験結果発表でした。
口述試験の内容については以前のブログ記事(https://senblo.xsrv.jp/koujutusikenn/)にも詳細内容を書きましたが、きっと大丈夫であろうと思いつつもほぼ100%受かるとなるとどこかドキドキが拭えない、そんな嫌な感じが残る試験でした。
結果発表
本日午前10時、診断士協会のHPに合格者の受験番号が掲載されました。
私もパソコンの画面にかじりついて見ていたのですが、ここで1つ問題が。
あれ、受験番号何番だっけ?
そうです。
受験番号を控えてくるのを忘れていました。
いやー参ったなあ、と一応名古屋地区の合格者を確認したところ、
あれ、筆記試験の合格者数と変わらないんじゃないか?と思い、筆記試験の合格者数と比較してみたところバッチリ一致していました。
つまり名古屋地区は全員合格です。
ということは受験番号不明の私も無事合格ということになりました!!
(ちなみに帰宅後、改めて受験番号を確認しチェックしたところちゃんと合格したことを確認できました。)
いやー、よかった。
長かった診断士試験もこれでひと段落です!
今年度の口述試験では3名が不合格となってしまったようですが、その方々がどのような理由で不合格となったかは不明です。
そもそも病気や事故など、何らかの事情で試験会場にたどり着けなかった可能性もゼロではないと思います。
ただし基本的には社会人としての最低限の受け答えができているかを確認する試験でしょうから、これから受ける方はあまり気負いすぎずに試験に臨んで頂ければきっと大丈夫だと思います。
次なる試練
さて、中小企業診断士として登録するためにはまだ最後の関門が残されています。
口述試験に合格後3年以内に、実務補習として合計15日以上、実在する企業に出向いて診断士の実務について学ぶこととなります。
この実務補習では最大6名でひとつの班を形成し、班ごとに診断実務を行うようです。
私も口述試験の合格発表後、すぐにこの実務補習の申し込みを行いました。
2月~3月にかけて平日休日合わせて15日というスケジュールですので、勤務先の理解がないとサラリーマンの方にはなかなか日程調整が難しい研修制度と言えます。(ちなみにそのような方のために、15日間コースではなく5日コースを計3回こなすという受け方も可能です。)
2月開業の私にとっては非常にグッドタイミングでしたので、私の場合は15日間コースで申し込みました。
しかしこの実務補習の費用が想像以上に高い。
15日間で約15万円かかりますので、1日1万円の負担ということになります。
スケジュール的にはグッドタイミングでしたけど、金銭的にはバッドタイミングと言えるかもしれませんね。笑
横のつながり
中小企業診断士として仕事をしていく上で大事なことは、横のつながりであるという話をよく耳にします。
診断士という資格には独占業務がないため、仕事を紹介してくれる同じ診断士や他の士業とのつながりを大切にしなければならないということです。
それに関しては独占業務のある税理士に関しても同様のことが言えると思いますが、結局のところは人と人とのつながりが極めて重要な職務と言えるでしょう。
そして診断士同士のつながりという面では、先ほどの実務補習で共に取り組んだメンバーとはその後も良いお付き合いが続いているというお話もよく目にしますし、中には指導員(実務補習の監督者)とも交流が続いて仕事を紹介してもらった!という話もあるようです。
実務補習のメンバー構成がどのようになるかはわかりませんが、参加する以上は私自身にとっても最大限有意義な時間となるように取り組んでいきたいと考えています。
最後に
その業界でご飯を食べていくのであれば、税理士試験や中小企業診断士試験の合格はまだまだスタートラインに過ぎません。
ただ合格するだけで活かすことが出来なければ宝の持ち腐れに他なりませんからね。
学んできたことをどのように実務で活かしていくべきか考えながら、より価値あるものに磨いていけたらと思います。
まずは診断士の実務補習を通して、診断士実務の一部でもしっかりと体験し、人と人とのつながりを大事にしながらステップアップしていきたいです。
では今日もお疲れ様でした!